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あなたは団地で子育てしたいと思いますか?
正直なところ、あえて「団地で子育てしたい」と思う人は少ないのが現実ですよね。
でも団地って、実はかなり子育てしやすいんですよ。
今回は実際に団地で子育て中の僕が、団地が子育て世帯に向いている理由を5つお伝えします。
団地が子育てに向いている5つの理由
改めて書きますが、団地は子育てに向いています。
その理由が次の5つ。
それぞれ詳しくお伝えしていきます。
1.中古の団地は格安で買える
子育て世帯は何かとお金がかかるものです。
若いパパママだとまだまだ少ない収入から子育て費用を捻出しなければならないので本当に大変です。
最近は幼稚園や保育園が無償化されたものの、だからこそ子供が小さいうちにお金を貯めておきたいという気持ちもありますよね。
築年数が経っていることさえ我慢できるのなら、団地は格安で購入することができます。
2LDKや3LDKの子育てに適した間取りだと、築古の団地なら1,000万円前後で買うことができます。
中古の団地はお金を貯めたい子育て世帯にとっていい選択になるはずです。
我が家が購入した団地は、月々のローン返済額は25,000円以下です。
共益費を入れても居住費は月40,000円かかっていません。
都内で1ルームマンションを借りるよりも安い金額で住めるのですから、我が家のような子育て世帯には本当に助かります。
2.洗濯物がよく乾く
子供って本当に洗濯物をたくさん出してくれます。
こんな状況で洗濯物が乾かなかったりすると、「もう着る服無いんだからね!」と声を荒げてしまうこともしばしばです。
でも団地だと洗濯物は早く乾くんですよ!
ポイントは、「ほとんどの築古団地はベランダが南向き」であることです。
しかも団地はベランダ側に緑地スペースをとっていることが多く、日当たりに関しては最高水準です。
団地周りは低層区域になっていることも多く、高層の建物が建ちにくいのも嬉しいところ。
日当たりの悪いベランダも当たり前のマンションと比べると、団地の日当たりは総じていいですよ!
3.敷地内に公園がある
団地は広い敷地を有しているので、団地内に公園がいくつもあります。
これは子持ちの親にとって本当にありがたい!
よちよち歩きの時期に歩く練習をするのも、ちょっとボール遊びするのも、公園が近くにあると子供を連れて行くのが億劫にならずに済みます。
しかも子育て世代が少なくなった団地では、公園で遊んでいる子供が少ないので、結構な時間帯で公園を独占できますよ!
4.幼稚園や小学校が近い
団地の建設ラッシュだった1970年代から1980年代は、自治体が学校をどんどん建てていた時期と重なります。
団地が建てられた当時、団地には子供がいる世帯が多かったので、必然的に団地の近くに学校が建てられたんですね。
今でも団地の近くに幼稚園や小学校があることが多いのはそのためです。
特に子供が低学年のうちは、小学校が近くにあるのは親からすると安心感が違います。
何かあればすぐに小学校に行けますし、また、子供自身も登下校中に事故や事件に巻き込まれる可能性が減りますからね!
もちろん幼稚園が近くにあるのも魅力的です。
送り迎えがしやすいのは親からするとうれしいものです。
高齢者が多くてかわいがってもらえる
団地の高齢化は深刻な問題ですが、子育てをする環境としては悪くありません。
そもそも団地は、建った当初は中産階級の憧れの住居でした。
そのため、団地を購入して今も住んでいる年配の方って身元がしっかりしているというか、社会的にも立派だった方が多い印象です。
孫がいる方も多いため、子育て世代にとても寛容なんですね。
団地内に子供が少ないことも相まって、声をかけてもらうことも多いですし、気にかけてもらうことも多いです。
近所の方にかまってもらえるのって子供の教育にも良さそうですよね!
我が家が住む団地のご年配の方々は、小さい子供にが大好きです。
外出するたび、誰かだれかに声をかけてもらえます。
団地で子育てしにくい部分4つ
団地が子育てしやすいのは確かですが、一方で子育てしにくい部分があるのも確かです。
デメリットは次の4つ。
どこまで妥協できるかがポイントになります。
妥協できる部分が多いほど、安く購入できるメリットもありますよ!
エレベーターがない物件が多い
古い団地で多いのが5階建です。
5階建まではエレベーターの設置義務がないため、エレベーターが付いていない団地が多いんです。
子育て中の親にとって、エレベーターがないのは結構きついものです。
低層階にするか、エレベーターの付いている団地をおすすめします。
後付けでエレベーターを設置している団地も多くなってきました。
是非エレベーターのある団地を選んでください!
間違っても、エレベーターなしの5階で子育てをしようと思わないほうがいいです。
我が家はエレベーターなしの5階で結構苦労しています。
駅から遠い物件が多い
子どもを連れての移動は本当に大変なので、出来れば駅近物件がいいですよね。
すべての団地が駅から遠いわけではありませんが、駅から離れている団地は多いです。
これは電車をよく利用する人にとってはかなり大きなデメリットです。
ただし、駅から遠い団地は総じてバス停が近いものです。
また、駅から離れている団地は敷地内の駐車場が安いというメリットもあります。
「車移動がメインで、バス停が近くにあれば十分」という家庭なら、駅から遠い団地もアリですね!
自治活動への参加が面倒
団地に限ったことではありませんが、団地にも自治会等の自治活動があります。
自治会などは子育て世代に限らず面倒なものですが、団地によっては昔から自治活動に積極的なところも多くあります。
定年退職した方が多いので、時間と体力に余裕のある年配の方が自治会も引っ張っていってくれますが、団地特有の会合があったりします。
ただ、子育て中は自治活動も配慮してくれますので、それほど気にする必要はないのかもしれません。
設備が古い
築年数が経った建物全般に言えることですが、築古の団地は設備が古いことが多いです。
リフォームをしていれば、キッチンや水回りなどの設備は新しくなっているかもしれません。
ただ、給排水設備は個人のリフォームではどうにもならない部分で、団地の大規模修繕に頼るしかありません。
子育て期間に団地に住むのは悪くない選択
子育て世帯にとって築年数さえ気にならなければ、中古団地の購入は悪くない選択です。
是非、団地を購入するメリットとデメリットを比較してみてくださいね!
団地で子育て、結構おすすめですよ!
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