
空気清浄機ってどうしてあんなにかっこ悪いんでしょうか。
空気清浄機があるだけで、どうしたって部屋が武骨な感じになってしまうんですよね。
そこで我が家が導入したのが、「北欧デザイン × 高性能 × 静音性」を備えるブルーエアの空気清浄機。
今回は、実際に我が家の寝室で使っている、非常にリーズナブルなBlue Max 3250を紹介します。
おすすめポイントと同時に不満なポイントもあわせて、正直に紹介していきます。
特に「ミニマルな空気清浄機が欲しい!」という方にぴったりな商品なので、ぜひ最後までご覧ください!
ブルーエアとはどこの国のどんな会社?
ブルーエア(Blueair)は1996 年創業の、スウェーデン発の空気清浄機専門メーカー。
ヨーロッパ諸国やアメリカなど世界60か国以上で利用されている、グローバルな企業です。
北欧らしいシンプルで洗練されたデザインが特徴で、フィルター交換だけで済む手軽さと、優れた省エネ性能も人気の理由のひとつです。
Blue Max 3250ってどんな空気清浄機?

必要な機能だけに絞ったモデル
「Blue Max 3250」は、見た目はシンプルでも中身は本格派の空気清浄機。
何でもかんでも機能を搭載したモデルではありません。
空気清浄機として必要な機能だけを搭載した、非常にシンプルなモデルになっています。
搭載されていない主な機能は次のとおりです。
- 自動運転機能なし
- におい検知機能なし
- 加湿機能なし
自動運転機能・におい検知機能なし
Blue Max 3250には、空気の汚れに応じて風量を自動調整する自動運転機能は付いていません。
常に設定した風量で運転してくれます。
また、におい検知機能もないので、たばこやオナラには反応しません。
とは言っても、フィルターには活性炭の層がありますので、におい自体はしっかり取ってくれますよ!

ペットのトイレ横に置く、たばこのにおい対策など、一時的なにおい対策のために購入するなら、自動運転機能やにおい検知機能がある空気清浄機がいいですね。
加湿機能は本当に必要?
「Blue Max 3250」を含むBlue Maxシリーズには加湿機能は付いていません。
加湿機能が付いた空気清浄機であれば、加湿と空気清浄を1台で完結できるメリットがある一方、衛生面のリスクがあるのも事実です。
加湿機能は1年中使う機能ではないことから、本体内のカビの発生、ぬめりなどの汚れの発生が懸念されます。
実際に我が家では、本体内にカビが発生したことがあり、その後空気清浄機の加湿機能は使わなくなりました。
先述のとおり、「Blue Max 3250」は非常にシンプルな空気清浄機です。
そこでおすすめなのが、シャープのプラズマクラスターイオン発生機をセットで使う方法。
「プラズマクラスターNEXT」という、最高濃度のイオンを発生してくれる、コンパクトながらも力強いアイテムです。
汗臭やカビ臭などのにおい対策や静電気対策に、我が家も寝室でセットで使っています!
Blue Max 3250のおすすめポイント5つ
まるでインテリア雑貨!家電っぽさゼロ

Blue Max 3250を購入した決め手は、空気清浄機っぽくない見た目のかわいさ。
スウェーデンの企業だけあって、北欧デザインで非常におしゃれなんです。
- 円柱型の優しいフォルム
- カラーバリエーションのあるファブリック素材のプレフィルター
特にプレフィルターは5色展開されていて、部屋の雰囲気に合わせられるカスタマイズ性があります。
空気清浄力バツグン!0.1µmを99.97%捕捉するHEPASilent®

Blue Maxは、HEPASilent®テクノロジーという独自の技術を用いたフィルターを採用しています。
HEPASilent®は0.1μm粒子を99.97%除去できるという、高性能な代物です。
0.1μm粒子も吸引できるということは、マイコプラズマ細菌(0.2~0.8μm)や一部のウィルスも捉えてくてるということ。
当然、花粉(20~50μm)や黄砂(4μm)、PM2.5(2.5μm以下)もしっかり捉えてくれます。
通常のHEPAフィルターは0.3μm粒子を99.97%除去とされていることからも、より高機能な空気清浄力があるわけですね。
HEPASilent®テクノロジーについては、公式サイトをご覧ください。

重度の花粉症である僕は、Blue Max 3250を寝室に導入して症状が軽減。
本当に眠りやすくなりました。
本当に動いてる?と感じるほどの静けさ
Blue Max 3250はナイトモードを含めて5段階のスピードを使い分けることができます。
特にナイトモードは18dB(A)の静音設計で、「本当に動いてる?」と感じるほど静か。
Blue Maxシリーズはノイズシールドが付いているので、静音性はしっかりしている印象ですね。
スピード2までは気にならないほどの動作音なので、使い勝手はかなりいいですよ。

静かですし、自動運転機能がないことから、寝室との相性が非常にいいんですね!
我が家には音に敏感な小さい子どもがいるので、静かなら静かなだけ嬉しいです。
省エネすぎてびっくりの電気代
空気清浄機は基本的に24時間付けっぱなしにすることが多いです。
となると、気になるのは電気代。
ナイトモードはたったの2.5Wと、1日約1.9円、1か月でも約56円と格安です。
(31円/kWh(税込)で計算。令和4年7月改定で算出。公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?」)
仮に最大スピード4で1か月間連続で運転したとしても、約446円です。
とにかく軽い!本体はほぼフィルター

Blue Max 3250は高さが約48センチあり、意外と大きい印象です。
でも、とにかく軽くて、重さはたったの3.4キロ。
軽さの理由は、本体の3分の2がフィルターという構造によるもの。
言ってしまえば、フィルターの上にファンが乗っているだけの、ものすごいシンプルな作りなんです。
余計な機能が付いていないため、軽量化されているんですね。

元々我が家で使っているシャープの空気清浄機は8キロ弱あるので、半分以下の重量です。
この軽さはかなり衝撃的でした。
Blue Maxは洗濯物の部屋干しにも利用できます。
細菌やカビ菌をしっかり抑制してくれるので、洗濯物の生乾き臭が減りました。
こどもの空気研究所のコラム Vol.174では、家電スペシャリスト滝田勝紀さんによる部屋干し臭とBlue Maxの活用法について解説されていますよ!
Blue Max 3250の唯一残念なところ
Blue Max 3250最大の難点はフィルター交換の目安が半年であることです。
フィルターは4,000円弱しますので、毎年2回交換すると、それだけで8,000円弱。
たとえばシャープの空気清浄機には、フィルター10年交換不要のモデルもあります。
本体価格が安くても、ランニングコストが高くなってしまうのはマイナスでしかありませんね。

我が家は1年に1回フィルターを交換することにしました。
風量がしっかり出ているうちはフィルターが目詰まりしていないわけで、しっかり機能していると考えています。
Blue Max 3250がおすすめの人

Blue Max 3250は機能が絞られている点やランニングコストがかかる点から、万人受けする空気清浄機ではないのは確かです。
でも、次のような人には強くおすすめします。
- おしゃれなデザインを重視したい
- スマホ連携などよりもシンプル操作を好む
- 寝室などにサブとして空気清浄機が欲しい
- 安くても空気清浄能力の高い空気清浄機がほしい
Blue Maxの製品ラインナップと比較

Blue Maxシリーズは5つのモデルで展開されています。
それぞれ、ベースの機能は同じでも、自動運転機能の有無や推奨フロア面積などに違いがあります。
| Mini Max | 3250 | 3250i | 3350i | 3450i | |
|---|---|---|---|---|---|
| 適用床面積 | ~19m² (12畳) | ~37m² (22畳) | ~37m² (22畳) | ~69m² (42畳) | ~79m² (48畳) |
| 推奨フロア面積 | ~8.6m² (5畳) | ~20m² (12畳) | ~20m² (12畳) | ~36m² (22畳) | ~43m² (26畳) |
| 風量 | 0.5~1.8 m³/分 | 1.0~4.8 m³/分 | 1.0~4.8 m³/分 | 1.5~9.0 m³/分 | 1.8~10.5 m³/分 |
| 消費電力 | 2-10 W | 2.5-20 W | 2.5-20 W | 4-30 W | 4-38 W |
| 運転音 | 20-44 dB(A) | 18-46 dB(A) | 18-46 dB(A) | 23-50 dB(A) | 23-50 dB(A) |
| 空気質センサー Wi-Fi | なし | なし | あり | あり | あり |
| 運転モード スピード | 1~3 | ナイト/1~4 | ナイト/オート/1~3 | ナイト/オート/1~3 | ナイト/オート/1~3 |
| フィルター寿命 (24時間使用) | 約6か月 | 約6か月 | 最長9か月 | 最長9か月 | 最長9か月 |

Blue Max 3250i以上のモデルは空気質センサーと自動運転機能が付いています。
まとめ:Blue Max 3250は、「機能美」を求める人に最適な空気清浄機
Blue Max 3250は「北欧デザイン × 高性能 × 静音性」を兼ね備えた“置きっぱなしで絵になる”空気清浄機です。
自動運転や加湿は割り切って省きつつも、0.1 µm粒子を99.97%捕捉するHEPASilent®で花粉や生活臭にしっかり対応します。
フィルター交換サイクルが短いのはデメリットですが、本体3.4 kgの軽さ・月50円台の電気代・18 dB(A)の静音性は、寝室や子ども部屋のサブ機として大きな魅力です。
おしゃれも機能も妥協したくない方は、ぜひ検討してみてくださいね!





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