
リモコンを舐めたり、ティッシュを引っ張ったり、コンセントに指を入れようとしたり…。
1歳児の好奇心にはヒヤヒヤさせられますよね。
「いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+」は、そんなママパパの悩みを解決してくれるのか?
大きな期待を胸に、娘の1歳の誕生日にプレゼントしてから1年が経ちました。
本記事では「いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+」の特徴と、実際に1年間使ってみたリアルな体験談、最後には類似おもちゃも紹介します。
1歳児のおもちゃ選びで迷っているママパパは、プレゼントする前に確認していってくださいね!
いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+とは?

「いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+」は、玩具メーカーピープルが発売する1歳向け知育おもちゃです。
商品名 | いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+(プラス) |
対象年齢 | 8か月以上 |
セット内容 | 本体1、本物そっくりリモコン1、マヨネーズ1 |
電池使用 | 本体:単三電池×3本使用(別売)、 リモコン:ボタン電池LR44×3個使用(テスト用電池付き) |
サイズ | 直径約26cm、高さ約29cm |
リモコンやティッシュ、コンセントなど、赤ちゃんが実際に触りたがる身の回りの実用品を再現した“いたずらアイテム”が15種類も詰まっています。
このおもちゃのコンセプトは、「親がつい止めてしまう赤ちゃんのいたずらを存分にやらせてあげよう!」というもの。
実際に1歳のいたずらは脳が育つ原動力とも言われ、子どもの好奇心を満たすことは成長にとって大切です。
いたずら1歳やりたい放題シリーズは、そのような子どもの「触りたい!いたずらしたい!」という気持ちを安全に満たせるよう工夫されたロングセラー商品なんですね!
親としても「ダメ!」と止めずに見守れることで、ストレスが軽減されるメリットもありますよ!
ビッグ版リアル+の特徴と魅力【15種類の仕掛け】
「いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+」最大の特徴は、なんと言っても仕掛けの豊富さです。
日用品を模した15種類のパーツには、それぞれ仕掛けや音が用意されています。
代表的なものは次のとおりです。
ティッシュ遊び

上部のティッシュ箱から布製ティッシュを引っ張り出せます。
手を離すとティッシュはスルスルっと自動で中に戻る仕組み。
残念ながら10センチくらいしか伸びませんが、本物のティッシュのように部屋中に撒き散らかされる心配はありません。
コンセントの抜き差し

ピンク色のコンセントプラグを差し込んだり抜いたりできます。
1歳児にはちょっと難しく、2歳に近づくと本領発揮する仕掛けですね。
ドアとカギ&チャイム

扉付きの仕掛けで、鍵を鍵穴に入れて回すとロックが外れてドアがオープン!
鍵穴も1歳児には難しいので、初めはチャイムを押すことがメインになります。
チャイムを押すと「ピンポ~ン♪」と鳴りますよ!

2歳になって、カギを開けられるようになったのには、成長を感じ感動しました!
蛇口レバー

蛇口レバーを上げると、流水部分がキラキラ光ります。
子どもは基本的に水を止めないので、永遠に「ジャーッ」と水が流れる音がし続けますが、20秒で自動的に停止する機能が付いているので安心です。
パパのメガネ&服のボタン

赤ちゃんを抱っこしているパパのメガネとシャツのボタン。
メガネを掴んで引っ張ると「イテテッ!」とパパが痛がる声やメロディが3種類流れます。
シャツのボタンも思い切り引っぱることができ、その度に音が鳴ります。
リモコンとマヨネーズボトル

リモコンは、下部の3つのボタンを押す音楽が鳴りだします。
マヨネーズは、握ると先端から黄色いマヨネーズが「にょきっ」と飛び出すギミック付き。
両方とも本体から取り外せるので、失くさないように注意です。
ビッグ版リアル+のメリット&デメリット(良い点・気になる点)
実際に使ってわかったメリットとデメリットを紹介します。
購入を検討する際の参考にしてくださいね!
メリット(良い点・おすすめポイント)
- 赤ちゃんの満足度が高い
- 飽きにくく長く使える
- 安全に遊べる
- 親も育児が楽になる
1.子供の満足度が高い
15種類の仕掛けがあるので、何かしらハマるものがあります。
好奇心をくすぐる仕掛けが満載なので、一度遊び始めるとしばらく集中してくれますよ!
2.飽きにくく長く使える
仕掛けの種類が豊富なので、子どもが飽きにくく、長く遊べます。
また、成長に応じて遊べる仕掛けも増えていくので長く使えるのがうれしいですね!

うちの子は2歳以降、1歳のときより遊ぶようになりました!
やっと遊び方がわかったみたいです。
3.丈夫・安全に遊べる
触れる部品は大きめで角も丸く、誤飲やケガの心配が少ない設計で安心です。
何といっても壊れにくい頑丈さが魅力で、かなり乱暴に扱っても壊れないのがうれしいです。
4.親も育児が楽になる
子どもの「やりたい!」を安全に代替してくれるため、日常生活で本物を触られて困る場面が減ります。
イタズラされて困るものを、安全なおもちゃで代替できるのには助かりますね!
デメリット(気になる点・注意ポイント)
- サイズが大きく収納場所を取る
- 仕掛けは本物と違い、思い通りにならない
- 電池と電池寿命
- はまるかどうかは個人差がある
1.サイズが大きく収納場所を取る
「いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+」はビッグ版だけあって、比較的場所を取ります。
使わない時にしまうには、少しかさばるのは覚悟しておきましょう。
もう少しコンパクトな方が良い場合は後述の「セレクト」や「スマート本」など小型版もありですね!
2.仕掛けは本物と違い、思い通りにならない
結局はおもちゃなので本物とは違います。
本物でいたずらを経験していると、満足できない子どもがいても全くおかしくありません。
例えばリモコンを押してもテレビは反応しませんし、ティッシュは10センチしか伸びてくれません。
3.電池と電池寿命
本体に単三電池×3本、付属リモコンにボタン電池LR44×3個を使用します。
個人的には本体の電池の消耗が早い気がします。
4.はまるかどうかは個人差がある
これはおもちゃ全般に言えることですが、子どもよって興味の度合いが異なります。
「うちの子は最初だけ遊んですぐ飽きてしまった」という残念なケースもゼロではありません。
できれば、購入前に実店舗などで試してみるのがおすすめです。
実際に1年遊んだ結果とおすすめの遊び方

娘の1歳の誕生日に「いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+」をプレゼントしてから、1年以上が経ちました。
結果わかったことをリアルにお伝えしますね!
1歳になったばかりだと遊び方がわからない
プレセントした当初は遊び方がわからず、放置気味でした。
一緒に遊んであげると楽しんでくれるのですが、ひとりではほとんど遊びませんでした。
本物のリモコンはかじるのに、「いたずら1歳やりたい放題」のリモコンは見向きもしないんです。
1歳半ばを過ぎると、何となく遊び方を理解してきたようですが、今度は思いどおりにできないことにいら立っている様子もありました。
例えば、「コンセントを刺す」とか「ドアのかぎを開ける」などは、2歳近くになるまでできませんでした。
マヨネーズはかじるもの
うちの子が一番興味をもったのがマヨネーズ。
常にマヨネーズをかじっていました。
これのおかげで、本物のリモコンをかじる頻度が減り、とても助かりました。

本物のリモコンをかじり続けた結果、リモコンが故障し、買い替えることに。
マヨネーズのおもちゃに興味が移ってくれてよかった!
お兄ちゃん・お姉ちゃんがいると効果絶大!
特に楽しそうに遊んでいたのは、姉と一緒のときです。
姉から遊び方を教えてもらい、ちょっとずつ理解していく姿は成長を感じられましたし、教えている姉の姿もまた微笑ましいものでした。

姉は「私も小さいとき、これ欲しかったの!」と言っていたので、子供心に興味を惹くおもちゃであることは確かなようですね。
類似商品との比較(通常版や他社製品)
「いたずら1歳やりたい放題 ビッグ版リアル+」以外にも、同じシリーズやコンセプトの類似商品があります。
比較してから、購入を検討してくださいね!
ピープル「いたずら1歳やりたい放題」シリーズ内の比較
ピープルからは、遊びのボリュームや形状が異なるバリエーションが発売されています。
現在選べる主なタイプは以下の4種類です。
いたずら1歳やりたい放題 ビッグ版リアル+(本記事で紹介)
仕掛け15種とシリーズ最大。
迷ったらこれを選べば間違いなしのフルスペック版です。

いたずら1歳やりたい放題セレクト
厳選アイテムをギュッと詰め込んだコンパクトサイズ版のやりたい放題。
身の回りの実用品いたずらアイテムを約7種類搭載した5面構成です。
照明のリモコンや綿棒&クリームの容器などが含まれています。

いたずら1歳やりたい放題スマート本
本型に開閉できる折りたたみ式。
遊ぶときは見開きにして、終わったら閉じて薄く収納可能です。
仕掛け数はビッグ版に次ぎ多めですが、構造上ギミックがやや平面的なのが残念なところです。
外出先や旅行先に持って行きたい場合に◎。

いたずら1歳やりたい放題カスタム
最新型(2024年発売)の持ち運び&カスタマイズ可能タイプのいたずら放題。
やわらかフレームに8つのユニットを組み合わせる構造です。
生後6ヶ月から使えますが、他のシリーズに比べると遊んでくれる期間は短そうに感じます。
音が出ない・自分で組み立てる要素がある・ベビーカーなどにも取り付け可能など、従来品と少しコンセプトが異なります。

ピープル以外の同じコンセプトのおもちゃ
ローヤル(Toyroyal)「たのしく知育!やみつきボックス+」
6面体のキューブ型で、20種類の仕掛けに35個の知育刺激を盛り込んだ豪華版。
電話、ハンドル、ピアノ、形合わせなど指先遊びや音遊びが充実しています。
対象年齢10ヶ月からですが、より典型的なアクティビティボックス玩具なので、日用品のリアルさよりカラフルな光や音・遊びの多様さを求めるならこちらも有力です。

アガツマ(AGATSUMA)「アンパンマン よくばりボックス」
子どもが大好きなアンパンマンのおもちゃ。
7つの面に発育を促す26種類の遊び、おしゃべりと音楽も楽しい、よくばりボックスです。
遊びのシーンに応じて7人の仲間たちがおしゃべりしたり、メロディ8曲入りで演奏遊びも楽しめます。
手遊びが楽しめるスマホや、つぶすとケチャップが飛び出るケチャップリン付き。

まとめ:子どもの成長が感じられる、長く使えるおもちゃ
娘の1歳の誕生日プレゼントとして「いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+」をあげてから1年以上が経ちました。
1年中リビングに出しっぱなしで、いつでも遊べるようにしていました。
その結果わかったのは、成長とともに遊び方がわかってくるということ。
もちろん気になる点もいくつかありますが、「いたずら1歳やりたい放題ビッグ版リアル+」は欠点を上回るほど、子どもの成長が感じられる素敵なおもちゃでした。
ぜひ親子で楽しい“いたずらタイム”を満喫してくださいね!
お風呂ギライの子どものためのおもちゃならこれで決まり!
コメント