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中古の築古住宅を買った後にやるべきこと|“自分の家”にするための工夫とは?

物件価格が上昇している今、中古住宅の購入は経済的に理にかなった発想です。

でも、中古住宅を購入してそのまま住み始めると、なぜか「自分の家」という実感が湧かないという経験をするかもしれません。

その原因は「元々は別の人の家だったから」です。

そこでおすすめなのが、どこか一か所、お気に入りになるようなリフォームをすること。

案外、ちょっとしたリフォームをするだけで愛着が十分に増していくものです。

この記事では、僕自身が築古団地に引っ越した後に実践した“自分の家”感を高めるための工夫を紹介します。

「中古住宅を買った後、“自分の家”にするには何をすればいい?」という方はぜひ参考にしてみてください。

「自分の家」感がないのは前の住人の面影がちらつくから

中古住宅を購入して住み始めた直後、多くの人が感じるのが「まだ借りてる気分」「なんとなく他人の家っぽい」という違和感です。

僕も築40年超の団地を購入した当初、家具を置いてもどこか落ち着かず、「本当に自分の家なんだろうか?」という感覚がぬぐえませんでした。

その理由の多くは、前の住人の生活の痕跡が少なからず残っているから。

これが新築良い絶対的な違いですね。

中古住宅に“住み心地のよさ”を感じるには、外観や広さ以上に、「自分らしさを感じられる空間」への工夫がカギになります。

まずは残置物や前の住人の名残を処分しよう

粗大ごみを捨てる女性

中古物件では、前の住人が使っていたカーテン、照明、物干し竿などが残されたまま引き渡される「現況引渡し」も少なくありません。

筆者の自宅にも、浴槽のふたやエアコンが残っていました。

残置物は契約時に仲介業者を通して、処分してもらえるよう交渉可能です。

前の住人の名残りが感じられる部分は内見時にチェックしておき、受け入れられるものか、または対処が必要か検討しておいたほうがいいですね。

こうした“前の住人の名残”をそのままにしておくと、無意識に「自分の家ではない感」が強まってしまうので、なるべく早く整理したいですね!

我が家を購入したときは、汚い浴槽のふたと、グレードの高いエアコンが残されていました。

仲介業者と交渉しないと、いいものを残してもらえることがある反面、いらないものまで現況引き渡しになってしまうのが中古住宅なんですね。

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たったひとつのリフォームでお気に入りの自宅になる

「フルリフォームは費用的に難しい」という方でも、どこか一か所だけでも自分好みに手を加えると、“自分の家”という感覚がぐっと強まります。

我が家の場合、寝室の壁紙とクッションフロアの張替えを業者に依頼し、お気に入りの部屋を一つ作りました。

これだけで、家への愛着がかなり強くなりましたよ!

もちろん壁紙に限らず、「照明を変える」「玄関マットを変える」「コンセントカバーを交換する」といった、ほんの少しの工夫でも十分です。

寝室のリフォームは20万円弱かかりましたが、十分元は取れたと思っています。

業者に頼むときは必ず相見積もりを取って、相場を確認してくださいね!

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4. 簡単DIYで“お気に入りポイント”を作る

リフォーム用の沢山のペンキ

ホームセンターやネット通販で簡単にリフォーム材料がそろう

簡単なリフォームなら自分でやってみるのも楽しいものです。

ホームセンターに行けばリフォーム用の材料がたくさん売っています。

もちろんネット通販でもリフォーム用の資材が簡単に手に入りますよ!

東急ハンズ ネットストアなら壁紙(クロス)やカッティングシートから、フローリング材や断熱材などの素人には手を出しにくい材料まで売っています。

おすすめ簡単DIY3選

壁紙・シール系素材を使う

壁紙やカッティングシートは、簡単かつ部屋の雰囲気が一気に変わるおすすめDIYです。

特に以下のような商品は100円ショップでも手に入り、初心者におすすめです。

  • シール感覚で貼れるレンガ調・木目調の壁紙
  • 発泡スチロール製の軽くて扱いやすい素材
  • はがせるタイプ(賃貸でもOK)

子どもの背丈まで発泡スチロール製の壁紙を張ったり、壁の一部にアクセントとしてカラフルな壁紙を張ったりするのも、シールを張る感覚でできちゃいます。

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コンセントカバーの交換

意外と目立つのが「コンセントカバー」。

白一色の無機質なものを、木目調やカラータイプに変えるだけで、部屋の雰囲気がガラッと変わります。

コンセントカバーは意外と簡単に外せますし、1000円前後で取り替えができる”お手軽DIY”ですね!

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玄関シートの張替え

団地の玄関の写真

家に帰ってきて、最初に目にするのが玄関。

自分好みの玄関シートを張るだけでも、“自分の家に帰ってきた”感が生まれます。

汚れ防止にもなり一石二鳥ですね!

リフォーム済みの中古住宅でも工夫できる

部屋の壁にフォトパネルが飾ってある様子

近年は、リフォーム済みの中古住宅が増えています。

特に分譲型のマンションや団地だと”自分が住むため”にしっかりリフォームしていることも多いです。

そうした家でも「自分らしさを加える」ことで、より愛着がわいてきます。

たとえば、次のような小さなことでも十分。

  • 棚やキッチンの引き出しにカッティングシートを貼る
  • 壁にフォトパネルやウォールデコを飾る
  • カラフルなタイルシールで洗面台をDIY

DIYは、住みながら少しずつ進められるのが魅力です。

最初は小さな一歩でも、“自分の家”という実感がじわじわと育っていきますよ!

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まとめ:少しの工夫で、家はもっと好きになる

中古住宅を買った後、「なんだかしっくりこない」と感じるのは、ごく自然なことです。

でも、たった一か所のリフォームやちょっとしたDIYでも、“自分の家”という感覚は少しずつ育っていきます。

「ここが好き!」と思える場所を作っていって、一歩ずつ”自分の家”にしていってくださいね!

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