
すすぎ1回で済む洗濯用洗剤を探していたところ見つけた「えみな」という洗剤。
調べてみると、洗濯だけではなく様々な用途に使えることがわかり、逆に怪しい。
洗濯に使えるだけでなく、食器やお風呂洗い、さらには入浴剤としても使えるとのこと。
果てはメダカの餌にもなるというのですから、もはや洗剤なのかもわかりません。
正直、怪しすぎて買いたいとは思えませんでした。
ところが、そんな「えみな」を妻がいつの間にか購入していました!
実際に使ってみると、クセはあるものの洗濯洗剤としては申し分ない実力で、しかもとてつもなく経済的なことがわかりました。
そこで今回は、怪しすぎる洗剤「えみな」とは何なのか、詳しく紹介していきます。
怪しすぎる洗剤「えみな」とは
「えみな」は、有限会社エコットが販売している石けん成分を中心とした洗剤です。
一般的な洗濯洗剤と大きく異なるのは、「抗酸化溶液」と呼ばれる独自の原料が配合されていること。
抗酸化溶液の効果によって、洗濯だけではなく様々な用途に使えるようです。
その用途があまりに多すぎるため、僕にはどうしても怪しく感じられました。
「えみな」の怪しすぎる多彩な用途

「えみな」のメインとなる用途は、もちろん洗濯です。
しかし、「えみな」の使用法を見ると、洗濯洗剤という枠に収まらないことがわかります。
例えば、洗剤としては次のような用途があります。
ここまでは、万能石けんと考えれば理解できなくもありません。
ところが「えみな」のすごいところは、洗剤以外にも使えると紹介されていることなんです。
ここで一番気になるのが「メダカの餌」ですよね。
こちらは、メダカの水槽にごく少量を入れることで、1か月は餌が不要になるというのです。

以前は「歯磨き粉の代わり」として使えるとも記載されていましたが、現在その表記はなくなっています。
ここまで幅広い用途があるというなら、実際に試したくなりますよね。
そこで我が家では、洗濯以外の用途についてもいくつか試してみました。
実際に入浴剤や歯磨き、生花の水用助剤として使った結果は、別の記事で紹介しています。
▶ 洗濯洗剤「えみな」の万能すぎる用途は本当か?実際に使ってみた結果を報告!
排水として流すと環境浄化効果があるらしい
「えみな」の不思議な特徴は、まだあります。
どうやら「えみな」を使った排水が河川や海の浄化につながるそうなんです。
さらには、大気中の化学物質を分解する効果や、CO2を削減する効果もあるそうです。

凄すぎませんか⁉
もしかしたら、今世界に必要なのは「えみな」なのかもしれません。
抗酸化溶液とは?
「えみな」がこれほどまでに多彩な用途に使えるのは、抗酸化溶液という特殊酵素のおかげです。
販売元の有限会社エコットによると、抗酸化溶液は、建築に使う土を研究していた会田伸一氏が、物を腐らせない液体を偶然発見したことから開発が始まったものだそうです。
その後、長年の研究を経て、さまざまな製品に応用されるようになったとのこと。
詳しくは有限会社エコットのホームページを確認してみてください。

正直なところ、説明を読んでも僕には仕組みを十分に理解できませんでした。
洗剤の話だったはずなのに、健康や地球環境にまで話が広がっていくのですから、ますます怪しく感じてしまいます。
ただ、抗酸化溶液の仕組みや特別な効果がわからなくても、洗濯洗剤として使えるかどうかは自分で確かめられます。
ここからは実際に「えみな」で洗濯をした感想を紹介します。
実際に「えみな」を洗濯に使ってわかったこと

実際に「えみな」を使い始めてどうだったのか。
最初に感じたのは、意外にも普通に使える洗剤だということです。
というのも、僕自身、洗剤が変わったことにずいぶん長い間気づかなかったくらいです。
ただ、使い続けるうちに、普通の粉末洗剤とは少し違う特徴もわかってきました。
汚れ落ちは十分!ただし泡立ちは控えめ
洗濯洗剤で一番気になるのは、やはり汚れ落ちですよね。
「えみな」を使ってみた感想としては、普段の衣類やタオルの洗濯では、特に不満を感じませんでした。
洗剤が変わったことに気づかなかったのも、汚れ落ちに大きな違和感がなかったからだと思います。
ただ、汗や汚れがひどいときは、「えみな」を溶かしたぬるま湯でつけおき洗いをすると汚れが落ちやすかったです。
また、エリそで汚れなどは、別途泡スプレーや固形石けんを使った方がいいですね。
我が家では子ども服の汚れ落としに泡スプレーも使っています。
▶ 子ども服の汚れに泡スプレーは効果的?アタックとアラウベビーで6種類の汚れ落ちを比較してみた

日常の洗濯には十分使えますが、汚れ落ちの強さを最優先にするなら、一般的な粉末洗剤も選択肢に入れていいと思います。

一方で、泡立ちは非常に控えめです。
バケツに「えみな」を2グラム入れて、シャワーで溶かしたのが上の写真です。
これでちゃんと汚れが落ちるのか、不安になるほどです。
泡立たないわりに水はかなり白く濁ります。
このあたりも、一般的な洗剤と違うと感じた部分ですね。
独特のにおいがあり、好みが分かれそう
「えみな」を使って気になったのが、独特のにおいです。
「えみな」だけで洗濯をすると、ほんの少し特有のにおいを感じます。
特に部屋干しでは、独特のにおいを感じやすい印象です。
洗剤のにおいというよりは、何となく土っぽいというか、鉄っぽい香りに近い気がします。
そこで我が家では、粉末タイプの漂白剤を一緒に使うようにしています。
漂白剤を併用することで、洗濯物のにおいがほとんど気にならなくなりました!

ちなみに我が家ではNICHIGAの酸素系漂白剤を使っています。
合成界面活性剤や香料、蛍光剤などを使っていない漂白剤です。
一方で、「えみな」を使い始めてから自宅のにおいが変わったことには驚きました。
普段、自宅のにおいを感じることはありませんが、旅行で数日家を空けて帰宅したとき、いつもの家のにおいではなかったんです。
何となく爽やかで、清潔感のある香りになっていたんです!
洗剤自体は独特な香りだと感じていましたが、意外にも時間の経過とともに爽やかなにおいになるのかもしれません。
柔軟剤を使わなくてもふわふわになる?
吸水力が減るので柔軟剤を極力使わない我が家では、「えみな」の”柔軟剤なしでふっくら仕上がる”という言葉は魅力的でした。
正直なところ、CMなどでイメージするような「ふっくら感」はありません。
タオルなどは「言われてみれば、少しふっくらしたかな?」くらいの印象です。
ほかの洗剤を使っていたときには感じなかった変化なので、多少の違いはあるのかもしれませんが、ふっくら感については過度な期待をしない方がいいと思います。
タオルの吸水力が復活したのには驚いた
意外だったのがタオルの吸水力です。
「えみな」を使い始めてから、以前よりバスタオルが水をよく吸うようになったと感じます。
実は「最近、バスタオルがよく水を吸う気がする」と思って妻に話したところ、妻から洗剤を「えみな」に変えたと聞いたのです!

ここで初めて洗濯洗剤が変わっていることを知りました!
洗剤だけが理由かはわかりませんが、実際に使っていて印象に残った変化のひとつですね。
粉末を溶かす手間と洗剤の入れすぎには注意
我が家では以前から粉末洗剤を使っており、洗剤の溶け残りを防ぐために、お湯で溶かしてから洗濯機に投入しています。
「えみな」も同じように使っていますが、粒子が細かくサラサラしているため、比較的溶かしやすい印象です。
とはいえ、洗濯のたびにバケツを使うのは面倒ですよね。
液体洗剤のように、そのまま投入できる使い方に慣れている方にとっては、粉末を溶かすひと手間はデメリットになると思います。
また、「えみな」は洗剤の量にも気を付けたいです。
というのも、洗剤の量を多く入れすぎた際には、衣類に黄ばみのようなものが付いてしまったこともありました。
「えみな」は、一般的な粉末洗剤と比べて、1回に使う量が非常に少ない洗剤です。
「本当にこの量でいいの?」と思うかもしれませんが、適量を守ったほうがきれいに洗濯できて、黄ばみ対策にもなりますよ!

我が家では「えみな」と漂白剤を併用していますが、適量を守って使っている普段の洗濯では、ワイシャツなどの白さにも満足しています。
洗剤をたくさん使えばよいというわけではないんですね。
「えみな」はかなり経済的だった

「えみな」で驚いたのは、1回の洗濯に使う洗剤の量が驚くほど少なくて済むことです。
40リットルの水に対してたったの2グラムで済むので、洗剤が全然減らないのです。
1回の洗剤代がたったの7.5円でできる計算なので、これはかなり経済的ですね!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容量 | 1,000g |
| 価格 | 3,740円(税込) |
| 1回の使用量 | 約2g(水40L) |
| 洗濯できる回数 | 約500回 |
| 1回あたりの洗剤代 | 約7.5円 |

仮に1日1回洗濯するなら、計算上は1箱で1年以上使えることになります。
すすぎ1回で済むのは嬉しい
また、すすぎが1回で済むので、すすぎ2回の洗剤と比べると水や時間の節約にもつながります。
そもそも我が家が「えみな」に興味を持ったのは、すすぎ1回で済む粉末洗剤を探していたからなのです。
箱の値段だけを見ると高く感じますが、1回あたりで考えると、かなり優秀な洗剤だと思います。
なお、我が家では「えみな」以外にも、すすぎ1回で使える粉末洗剤として「善玉バイオ 浄 JOE」と「CO・OP セフターE」を使ってきました。
3種類の汚れ落ちや香り、使いやすさ、コスパを比較した記事もありますので、気になる方は参考にしてください。
▶ すすぎ1回で使える粉末洗剤3種類を比較|実際に使って分かったおすすめも紹介!
「えみな」は3種類ある!どれを選べばいい?

ここまで我が家の洗濯レビューを紹介してきましたが、「えみな」には複数の種類があります。
現在の主な製品は、粉末タイプが2種類、液体タイプが1種類です。
| 商品名 | 石けん分 | 特徴 |
|---|---|---|
| 万能粉石けん si・emina | 60% | 炭酸塩を配合した粉末タイプ |
| Pure Soap si・emina99 | 99% | 石けん分の割合が高い粉末タイプ |
| 液体石けん si・emina-water- | 30% | 計量しやすい液体タイプ |
万能粉石けん si・emina
「si・emina」は、純石けん分60%に炭酸塩を配合した粉末タイプです。
使用量の目安は、水40Lに対して約3g。
純石けん分99%のタイプよりも商品価格が安いので、洗濯や掃除など幅広い用途で使いたい方の選択肢になりますね!
Pure Soap si・emina99
「si・emina99」は、純石けん分99%の粉末タイプです。
水40Lに対して約2gと、1回に使う量が非常に少ないことが特徴です。
価格は60%タイプより高いものの、洗濯1回あたりで考えると、十分に魅力的な選択肢だと思います。
我が家が使っているのも「si・emina99」なので、今回のレビューを読んで「えみな」を使ってみたいと思った方は、まずはこちらを確認してみてください。
液体石けん si・emina-water-
「si・emina-water-」は、液体タイプの「えみな」です。
純石けん分30%の液体石けんで、粉末タイプと違い、粉を溶かす手間がないのは魅力ですね。
水40Lに対して約2mlなので、1本で約250回洗濯できる計算です。
粉末を溶かす作業が面倒な方には、こちらの方が使いやすいかもしれません。
「えみな」が向いている人・向いていない人

「えみな」は少しクセのある洗剤なので、正直なところ、誰にでもおすすめできる商品ではありません。
もし「えみな」が合うか不安なら、参考にしてみてください。
「えみな」が向いている人
- 石けん成分を中心とした洗剤を使いたい人
- すすぎ1回で済む粉末洗剤を探している人
- 洗剤の使用量やランニングコストを抑えたい人
- 柔軟剤を使わずに洗濯したい人
- 洗濯以外の用途にも興味がある人
「えみな」が向いていない人
- 洗剤を溶かす手間をかけたくない人
- においに敏感な人
- 部屋干しをすることが多い人
- 頑固な汚れも、洗剤だけで手軽に落としたい人
- 一般的な洗濯洗剤と同じ感覚で使いたい人
「えみな」は使っているうちに魅せられる
怪しい怪しいと思いつつも、使っているとその魅力がちょっとずつわかってくる謎の洗剤「えみな」。
実際に洗濯に使ってみると、普段の汚れ落ちには不満がなく、すすぎ1回で済むうえに、非常に経済的な洗剤でした。
一方で、独特のにおいがあり、使う量にも気を遣うなど、一般的な洗濯洗剤とは少し違う使いにくさもあります。
正直なところ、僕はまだ「えみな」のよさをすべて理解できているわけではありません。
抗酸化溶液の仕組みや、さまざまな効果についても、わからないことが多いです。
ただ、洗濯洗剤として実際に使ってみた結果は、想像していたよりもずっとよいものでした。
もっとも、すすぎ1回で使える粉末洗剤はほかにもありますし、使いやすさや汚れ落ちを重視するなら、JOEやセフターEもおすすめです。
「えみな」は少し特殊な洗剤だからこそ、特徴を理解したうえで選んだほうがいいと思います。
そして、洗濯以外の用途も試してみたいという方は、我が家で実際に検証した記事も参考にしてください。
▶ 洗濯洗剤「えみな」の万能すぎる用途は本当か?実際に使ってみた結果を報告!
怪しい洗剤ではありましたが、使えば使うほどその魅力がわかってくる面白い洗剤です。
用途は洗濯以外にも沢山あるので気になる方は是非試してみてくださいね!



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