
子どもが生まれると避けられないのが「子どもの夜泣き」です。
「うちの子は夜泣きをしなかった」というケースもありますが、それはレアケース。
子どもが生まれたら夜泣きは覚悟です。
ここで大切なのが夜泣きを女性だけに任せないこと。
夜泣きも夫婦で対応しないと、ゆくゆく夫婦関係が大変なことになるかもしれませんよ。
子どもの夜泣きは夫婦の危機

子どもの夜泣きに対応するのは本当に重労働です。
大変すぎて、子どもの夜泣きによって精神的に参ってしまう人が多いのも事実です。
夫婦が協力して対応していればいいのですが、夫婦どちらか一方にだけ負担がいくのはまずいです。
特に女性にだけ夜泣きの負担がいっている場合、今後の夫婦関係が悪化する恐れがあります。
一生根に持たれるか、感謝されるか
女性は良くも悪くも、夫がどのように子どもと接していたかを非常によく観察しています。
そして、当時の対応をよく覚えています。
特に夫が子育てに参加しなかった場合、怒りとともに「夫は子どもの夜泣きを無視してずっと寝てた」と当時のことを忘れることができません。
反対に、男性が夜泣きに対応していると、将来にわたって「うちの夫は本当に頼もしかったし嬉しかった」と奥さんから感謝されますよ!

僕の母は、父が夜泣きを無視して寝ていたことを今でも根に持っています。
孫が生まれてからは、「うちの夫は子どもが夜泣きしても絶対に起きなかったのよ」と僕の妻に言っています。
もちろん父がいる前で。
「たまにやりました」はやってないのと一緒
残念ながら「たまに夜泣きした子どもをあやした」程度では奥さんに全く評価されません。
むしろ「調子のいいときしかやらないのがむかつく」とマイナス評価を食らう恐れもあります。
子どもの夜泣きに対処するのであれば、最低でも2回に1回は男性側が進んでやらなくては「やってないのと一緒」です。

当然僕の父も、たまに夜泣きした僕を抱っこしてくれたようです。
しかし、たまにしかやらなかったため、母は「あれはやったとは言わない」との評価を下しています。
いつも気にしているよと伝えよう
夜泣きへの対応を全て男性が行うことは現実的に難しいのも事実です。
むしろ完全母乳の場合だと、奥さんにお願いすることの方が多いです。
そんな状況でも、奥さんを無視して寝ているのは印象が悪くなる恐れがあります。
奥さんが夜泣きに対応するときは「大丈夫?」などと声をかけてあげましょう。
それだけで奥さんから「この人と結婚してよかった」と感謝してもらえるはずです。
赤ちゃんはなぜ夜泣きをする?

そもそも夜泣きとは、特に理由が見当たらないのに赤ちゃんが夜中に泣き出すことを指します。
おむつを替えても、ミルクを飲ませても泣き止まない。
「なんで泣いているかわからない」ため、親としてなおさら苦しいのです。
夜泣きは生後半年頃から始まると言われています。
泣き出したら、まずは解決できそうなことを試して、それでも泣き止まないなら覚悟を決めましょう。
夜泣きについてはムーニーのサイトが参考になりますよ!
抱っことおむつ交換は男でもできる

子どもが夜に泣きだしたらまず考えるのは次のことです。
このあたりが原因で泣いているのであれば、手の打ちようがありますね。
夜に泣きだしたら、まずはミルクをあげたり、おむつを替えたりするのがセオリーです。
授乳以外なら夫でもできる
男性でもできる部分は率先してやっておきたいところです。
ミルクをあげたりおむつを替えることなら、男性にもできます。

完全母乳の場合は妻にお願いするしかありませんが、混合で育てる場合は、夜はミルクにすることも検討の価値ありですね!
ミルクの方が腹持ちがいいようです。
それでもだめなら泣き止むまであやすだけ
おなかが減っていたり、おむつが汚れているわけでもなく、よくわからないけれども泣いているのであれば、あとは根気です。
抱っこして、気が済むまで泣いてもらいましょう。
根気強く抱っこするだけなので夫婦どちらでも対応できますが、ひとりで毎回あやすのは体力的にかなり厳しいです。
ここは夫婦で順番に対応したり、1日ごとに対応するのがいいですね。
お互いに妥協できる条件でルールを作るのは、後々の夫婦関係を考えても効果的ですよ!

うちの娘の夜泣きは発狂に近いものだったので尚更消耗しました。
結局のところ、泣き疲れて寝てもらうのが一番堅実な夜泣き対処法でした。
娘は座って抱っこすると泣くので立ちながらの抱っこでしたが、毎夜の夜泣きに対応することで、僕は立ち抱っこをしながら寝る技術を習得しました。
翌日の仕事に支障が出るのは仕方がないと諦めよう

夜泣きをする子どもをあやしていると寝不足になります。
間違いなく翌日の仕事に影響が出てしまいます。
でも子どもが生まれた家庭では「夜泣き」は当然に起こり得ます。
人生のほんのいっとき、寝不足を受け入れて夜泣きに対応しても良いですよね。
これで子どもや妻との関係が良好になるのなら安いものです。

僕の職場に「夜泣きは寝たふりして妻に対応してもらってる」という人がいました。
その理由は「翌日の仕事に支障が出るから」だそう。
彼は共働き世帯ですが、「妻は育休中で仕事をしていないから、仕事をしている俺が優先される」そうです。
夫婦で話し合った上であればいいと思いますが、寝たふりは禍根を残しそうですね。
寝たふりは100%奥さんにバレてるでしょうね。
「あくび」や「うたたね」は意外と許される
子どもが生まれたことを会社に内緒にする特別な事情でもない限り、子どもの夜泣きに対応していることを会社内で公言しておきましょう。
大げさに言っておく位でちょうど良いです。
「最近子どもの夜泣きがひどくて…」と会社で言えば、業務中の爆睡以外なら大めに見てもらえるはず。
営業職ならあくびが出る前に、子どもの夜泣きを話のネタに詰め込んでおけばいいんです。
事務職ならちょっとくらいウトウトしても意外と許してもらえます。
同僚に「夜泣きが酷くて寝不足で。うたた寝してたら起こしてね」と伝えておくのも手ですね!
夜泣きに対応すると職場の女性から好印象を持たれる
男性が子どもの夜泣きに率先して対応していることは、職場の女性から好意的にとらえてもらえます。
「〇〇さんってイクメンですよね!」と同僚女性から話を振られたり、先輩女性からは「最近のお父さんは立派ね!」とお褒めの言葉を頂けます。
仕事に大きな支障が出ない限り、夜泣きに対応していることで好感を持ってもらえ、結果的に仕事がやりやすくなりますよ!
子どもを持つ女性社員には積極的にアピールしたい
子育てを経験した女性には積極的に「夜泣きアピール」をしたいところです。
なぜなら、彼女たちはすでに夜泣きの辛さを経験している先輩です。
「最近ずっと子どもが夜泣きしてて、寝不足だし、抱っこで腕も痛いです」などのエピソードには確実に共感してくれます。
順番にあやすのがおすすめ

さて、夫婦の話に戻ります。
子どもの父親として、また頼れる夫として、今後の夫婦関係に禍根を残さないためにも、夜泣きにしっかり向き合いたいところです。
夜泣き対処法のおすすめは「夫婦で順番にあやす」ことです。
毎日夜泣きが続くと睡眠不足で体力がどんどん削られます。
当番でないときは、お互い「次の夜泣きに備えてしっかり寝る」ことも話し合っておくといいですね!

ミルクで子育てしている家庭だと、深夜のミルクづくりも順番で対応することができますね。
起きれないときのため、普段からより多く対応しよう
子どもの泣き声に敏感なのはどうしたってお母さんです。
僕ら男性は、どうしても起きられなかったり、泣き声が聞こえない程深く寝入ってしまうことが往々にあります。
そんな時のため、普段からできることをしっかりと、奥さんより多くやっておくくらいが丁度いいです。
普段から積極的に育児に関わることで、起きれないことがあっても謝ったら許してくれるはずです。
夜泣きする子どもをあやす夫をほめてください
世の奥様にお願いがあります。
子どもの夜泣きに対応する夫を褒めてあげてください。
男というものは褒められると一層頑張ります。
反対に、妻から「全然やってくれない。頼りにならない」と言われたり、態度に出されたりすると、一気にやる気を失います。
結局のところ、夫婦関係を良好に保つためには、妻側からのアプローチも必要だということですね。
夜泣きはずっと続かない

夫婦が協力して取り組まないと、子どもの夜泣きを乗り越えるのは精神的にも肉体的にも厳しいものです。
ただ、夜泣きはずっと続くわけではない、一過性のものです。
夫婦生活は半世紀以上続くのに対して、夜泣きは長くても2歳までには治まると言われています。
そんな夜泣きのために、その後も長く続く夫婦生活が危機に陥るのは不合理なことです。
子どもの夜泣きをうまく乗り越えて、よい夫婦関係を続けましょうね!







コメント